一人暮らしではクローゼットの収納にも配慮が要ります 

日本各地で繰り返される巨大地震は、家具の下敷きになって命を落とす人が少なくないことを教えました。その教訓から、マンションなどでは洋服ダンスを置かなくて済むよう、造り付けのクローゼットが主流になっています。

一人暮らしのクローゼット収納のコツ

とりわけワンルームマンションなどに一人暮らしをする場合、収納の仕方にもちょっとした工夫が必要になります。クローゼットのスペースには限りがあっても、家具は地震時の転倒を考えると、おいそれと置くことが出来ないからです。

収納では、クローゼットを最大限有効利用する必要があります。

それでは、洋服を含めて持ち物はすべてクローゼットに収納しさえすれば、果たして安全かといえばこれが、必ずしもそうとは言えません。棚の上に置いた荷物が、地震の衝撃で扉を突き破って部屋に散乱した例も、少なくないからです。

クローゼット収納の基本

クローゼットの収納にも原則があります。
重い物は下の床に置き、服はハンガーパイプに吊るし、棚には出来るだけ軽い物を並べることです。

その際、荷物は無造作に棚に並べるのではなく、収納ボックスに収めた上で、棚に配置すれば取り出しも楽ですし、探す際も迷わなくて済みます。
収納ボックス単位で名札を付けておけばさらに便利です。

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